2019年12月4日(水)、阿南市立宝田小学校にてインターネットの使い方についての出前授業を行いました。これは徳島県が推進する消費者教育振興の一環で、今回、県の依頼を受けサイファー・テックより講師を派遣・実施したものとなります。
授業の対象は小学 5 年生で、大半の児童はパソコンやスマートフォンの使用経験はあるものの、SNS を使用している割合はまだ少ないようでした。それでも最近発生した SNS を使った誘拐事件を紹介した際は少し緊張した様子が伺えました。また、一度発信した情報を完全に消すのは難しいこと、文字でのやりとりは伝わりづらく誤解を招く恐れがあること、長時間のゲームやスマートフォンの利用が与える影響やそれを避けるための工夫などについてお話ししました。
質疑応答では、多くの児童が家庭用ゲーム機でオンライン対戦ゲームをプレイしており、その中でボイスチャットを使用しているということで、その際に気をつけることがないかとの質問がありました。SNS などと同じく「個人情報は決して漏らさない」「オンラインでしか知らない人を信用しない」などの注意点をお伝えしました。
サイファー・テックでは今後もこのような活動を通じて消費者教育の支援を行うとともに、デジタルコンテンツが健全に流通する社会を目指していきます。